イチローさんの活躍や最新トピックス、
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第2回WBCでは、極度の打撃不振に苦しんだイチローだったが、大会5度目の対戦となった決勝の韓国戦では6打数4安打、延長10回に値千金の決勝打を放ち、日本代表の連覇に貢献、存在感を示した。
大会終了後オープン戦数試合に出場したものの、4月2日に精密検査を受けた結果、極度の疲労による胃潰瘍が認められ、自身初となる故障者リスト入り。不安が囁かれる開幕となったが、戦列に復帰するとその不安を一蹴した。
4月15日のロサンゼルス・エンゼルス戦、張本勲に並ぶ生涯通算安打日本記録3085安打目を満塁本塁打で達成すると同時に、日米通算1000打点も記録。
そして翌16日、3086安打目をライト前に放ち、日本新記録を更新した。5月6日から6月3日にかけて、自身が持つ球団記録を更新する27試合連続安打も達成。
7月28日のトロント・ブルージェイズ戦、3対3同点の9回2死満塁の場面でスコット・ダウンズ投手から自身MLB初となるサヨナラ安打を放った。9月6日、史上2番目のスピード記録でMLB通算2000本安打(1402試合目)に到達。12日のテキサス・レンジャーズ戦で日米通算200号本塁打、翌13日にはついにMLB史上初となる9年連続200本安打を記録した。17日、シカゴ・ホワイトソックス戦で延長14回にもサヨナラ打を放つと、翌18日のニューヨーク・ヤンキース戦では1−2で迎えた9回裏2死2塁の場面でマリアノ・リベラ投手から自身MLB初となる逆転サヨナラ本塁打を放ち、歓喜の輪の中心となった。
4月から10月まですべての月で月間打率3割以上を記録し、シーズン通じて抜群の安定感を発揮。ジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)との首位打者争いはリーグ2位の打率.352に甘んじたが、MLB史上初となる4年連続最多安打を記録し、2007年以来3度目となるシルバースラッガー賞も受賞。3割、200安打、オールスター選出、ゴールドグラブ賞は、デビュー以来9年連続と伸ばすなど大活躍のシーズンとなった。