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イチローさんの活躍と軌跡

イチローさんの活躍や最新トピックス、
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ユンケルCMアーカイブ 〜2005年〜

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2005年のトピックス

1000安打達成も打撃に苦しむイチロー

 新記録ラッシュに沸いた前シーズンの結果を受け、開幕前には「打率4割」達成なるかが大きな話題となっていた。イチローも「4割は160試合に近づいてこないと壁になってこない」と語るなど、自他ともに記録達成の可能性に期待を高めて迎えた開幕だった。

 スロースターターのイチローが、4月から.356と好スタートを切り、シーズンの記録にますます期待は深まる。6月14日には日本人選手初となるMLB通算1000本安打を達成。達成を前に足踏みし史上最速での到達は逃したものの、出場696試合での到達は1900年以降3番目のスピード記録となった。

 しかし例年とは逆に、5月、6月と不振を極めたイチロー。前半戦終了時点での打率.311はMLB5年目にして最低。「これで満足していたら、野球辞めますから」と語ったように、自身決して満足のいく成績ではなかった。

 オールスター後もなかなか調子が上がらない。7月30日にはMLBデビュー5年で1059安打の最多安打記録を作ったものの、3安打以上の固め打ちは少なく、打率は3割ラインを推移。7月31日から8月5日まで、MLB初となる5試合連続無安打も記録するなど苦しみに苦しんだ。こうした無安打記録が話題になるのも、安打製造機イチローならではのことだと言えよう。

 9月30日、史上初となるデビューから5年連続200本安打も記録したが、到達したのは実に160試合目。苦しんだ一方で、MLBでは自己最多となるシーズン15本塁打を記録した。ちなみに、5シーズン連続での200安打100得点30盗塁はMLB史上初の快挙。

 イチローは、リーグ11位の打率.303と苦しんだシーズンを振り返り「今回思ったのは、僕は本当にヒットが打ちたいという選手なんだということ。200さえ打てたら3割なんてどうだっていいと思った」とあらためて安打数へのこだわりを言葉にした。

2005年の成績・記録

試合数
162
打席
739
打数
679
得点
111
安打
206
二塁打
21
三塁打
12
本塁打
15
塁打
296
打点
68
盗塁
33
盗塁死
8
犠打
2
犠飛
6
四球
48
敬遠
23
死球
4
三振
66
併殺打
5
打率
.303
出塁率
.350
長打率
.436
OPS
.786

安打の内訳

主な賞

  • アメリカンリーグゴールドグラブ