ユンケル

植物性生薬

動物性生薬

菌類性生薬

ゴオウ(牛黄)

動物性

ゴオウ

ゴオウとは 30秒で解説

ウシの胆石から
つくられる生薬

ゴオウ(牛黄)とは、ウシの胆嚢もしくは胆管中に生じた結石からつくられる生薬です。およそ1000頭に1頭の割合でしか発見されないため非常に高価であり、金より貴重といわれることもあります。

どのような働きがあるの?

  • 血行を良くする
  • かぜに負けない体力をつける
  • 新陳代謝を高める
※生薬の働きであり、生薬を配合した製品の働きではありません。

これらの働きが知られており、かぜ薬や栄養剤など様々な製品に活用される生薬です。

生薬“ゴオウ”
このようなとき

  • 疲れに対処して
    頑張りたい

  • かぜなどで
    熱っぽい

  • 今日を元気に
    過ごしたい

このようなときの栄養補給に

学名
BEZOAR BOVIS
日本名
牛黄(ゴオウ)
主な産地
オーストラリア
基原
牛の胆嚢もしくは胆管中に病的に生じた結石
成分
胆汁色素(ビリルビン)、胆汁酸(コール酸、デオキシコール酸)、コレステロール、各種アミノ酸など。

search豆知識

ゴオウを初めて薬として使ったのはインドだと言われています。それが中国に伝わり、朝鮮半島を経由して、日本に上陸したのは奈良時代ごろのこと。以後も珍重され、武士や旅人が印籠の中にしのばせて持ち歩いていたという話も。しかし、明治時代に入ると日本では漢方がすたれ、これに伴ってゴオウも次第に忘れられるようになってしまいました。ゴオウが再び脚光をあびるようになったのは、漢方が見直されはじめたつい最近のこと。今では栄養ドリンク剤の成分に用いられることも多くなりました。

生薬30解説

chevron_left一覧に戻る

ユンケルクイズチャレンジGET!