「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
仕事や勉強・ハードな運動でくたくたになり「今日は早く寝たい」という日は誰にでもあるでしょう。体や脳の疲れをとるためには休息が大切です。しかし、そんな日に限って眠れないという経験ありませんか?
今回は、疲れたときに寝つきをよくして気持ちよく眠るためのポイントについてご紹介します。
疲労回復には十分な睡眠が必要不可欠です。睡眠により心拍数や血圧が下がり、筋肉や脳もリラックス状態になるため心身ともに休息状態となります。特にノンレム睡眠と呼ばれる深い睡眠に入ると、成長ホルモンが多く分泌され、日中のダメージ修復をしてくれるため疲労回復につながります。
しかし、睡眠時間が極端に短い・眠りが浅い・途中で起きてしまうなどがある場合、深い睡眠にまでは至らず疲れは十分にはとれません。それどころか、このような睡眠が続くと疲労はどんどん蓄積してしまいます。では、疲れたときにしっかりと睡眠をとるにはどうしたらよいのでしょうか。
「疲れているから早く寝たいのに眠れない」という状況はなぜ起こるのでしょうか。考えられる原因に以下のようなものがあります。
仕事などで生活リズムが不規則になったり、強いストレスを抱えたりすることは避けられませんが、自分で意識的に避けられる原因は多くあります。特に、よく眠れそうと思い寝る前にお酒を飲む人は要注意です。アルコールには寝付くまでの時間を短縮させる効果はありますが、飲む量に関係なく浅い眠りや中途覚醒などの悪影響をもたらします。結果的に質の悪い睡眠につながってしまうのです。
疲れて早く寝たいときには、上記の原因をできるだけ意識して避けるようにしましょう。
「熟睡感が得られるような気持ちのよい睡眠のためには準備が大切です。寝る前に体や脳を興奮状態にさせる行動は避け、部屋の明るさや音などの環境を整えるとよいでしょう。また、皮膚表面から熱が放出されて体の深部体温が下がると、眠気が訪れるとされています。快適な睡眠となるように上手くエアコンを使用し、暑すぎたり寒すぎたりしないように調整しましょう。
サプリや栄養ドリンクを利用するのもひとつの手です。睡眠中に疲労回復を促し、翌日に疲れを残さず元気に迎えるための手助けをしてくれます。寝る前に飲む場合にはノンカフェインのものを選ぶなどし、翌朝を元気に迎える準備として取り入れてみてはいかがでしょうか。
寝つきをよくして気持ちよく眠るためには、布団に入る前の準備が大切です。疲れを持ち越さないために、意識して行動し良質な睡眠がとれるようにしましょう。