ユンケル

コラムの紹介

「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。

アンケート

疲れたときに食べたいものはコレ!疲労回復におすすめのメニュー

「今日は疲れたな……」というとき、どんな対策をしていますか?マッサージや入浴、睡眠などさまざまな方法がありますが、大きな効果が期待できるのが食事です。今回は、疲労回復におすすめの食材やメニューをご紹介します。

疲れたときは肉やにんにくなどのスタミナ料理が人気!

まずは、15歳以上の男女を対象に、疲れたときに意識して食べたり飲んだりしているものがあるかを尋ねました。

 疲れたときに意識して
食べる(飲む)ものはありますか?

■ 調査地域:全国 ■ 調査対象:【性別】男女【年齢】15歳以上 ■ 調査日:2022年12月13日 ■ 有効回答数:100サンプル


結果、60%以上の人が「ある」と回答しました。
そこで、「ある」と回答した人に、具体的に何を食べたり飲んだりしているかを聞いたところ、次のような結果に(複数回答可)。

肉料理がもっとも多く34人、次いでにんにく料理が27人と、いわゆるスタミナ料理がよく食べられていることがわかりました。
3番目に多かったのが、栄養ドリンク。以降、酸味のあるもの、フルーツ、サプリメントと続きます。
なお、その他の回答は、甘いものと寿司でした。皆さん、意識的に疲れた体を回復できるような食べ物や飲み物を選んでいるのですね。

疲労回復におすすめの栄養素・成分

せっかくなら、効率よく疲労回復に効果的な栄養を摂りたいもの。そこで、次の3つを覚えておきましょう。

・ビタミンB1

炭水化物などの糖質をエネルギーに変える働きがあります。そのため、ビタミンB1が不足すると、疲れやすくなったり、食欲不振になったりすることも。エネルギー消費が多い人こそ、積極的に摂りたい栄養素です。

・クエン酸

レモンなどの柑橘類や、梅干しなどに含まれる酸味成分の一種。脂肪酸からエネルギーを生成したり、疲れたときに溜まる乳酸を分解したりする働きがあるため、疲労回復に一役買うと言われています。さらに、ビタミンB1と一緒に摂ることで、より高い疲労回復が期待できます。

・硫化アリル

玉ねぎやネギ、ニラ、にんにくなどに含まれる成分。玉ねぎを切ると涙が出ることがありますが、これは硫化アリルが目や鼻の粘膜を刺激するためです。消化液の分泌を助けて食欲を増進させるほか、ビタミンB1の吸収を高める効果もあります。

疲れたときに食べたい!疲労回復メニュー

・豚丼(ビタミンB1&硫化アリル)

ビタミンB1が豊富な豚肉と、硫化アリルがたっぷり含まれた玉ねぎを使った豚丼は、まさに「スタミナメニュー」と言えるでしょう。甘辛く味つけしても良し、生姜焼きにしても良し。また、玉ねぎのかわりにネギを大量に使い、塩だれの味つけにしても美味しいですよ。

・豚しゃぶ(ビタミンB1&クエン酸)

火を使って料理する気力がないときは、豚肉をゆでるだけの豚しゃぶはいかがですか?タレは、ポン酢や梅ドレッシングなど酸味のあるものをチョイスして、クエン酸をしっかり摂りましょう。夏場など食欲がないときにもおすすめ。


そのほかにも、唐揚げなど揚げ物を食べるときはレモンを絞る、豚肉入りの鍋にはニラをたっぷり入れるなど、少し意識するだけで、疲労回復が期待できる栄養が摂れます。

ビタミンB1・クエン酸・硫化アリルの3種類を覚えておき、日々の食事で積極的に摂取することが疲労回復への近道。けれども、忙しいときや食欲がないときは食事から摂ることが難しいですし、すぐにでも栄養分を補給したいときもありますよね。そんなときは、栄養ドリンクやサプリメントなどをうまく活用しましょう。

特に栄養ドリンクには、滋養強壮効果や肉体疲労時の栄養補給を謳っているものがたくさんあります。就寝前の疲労回復に適しているノンカフェインタイプもありますので、ぜひ自分の疲れの状況や飲むタイミングによって、ピッタリのものを選んでみてくださいね。疲れをためない毎日を送りましょう!

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