ユンケル

コラムの紹介

「疲れ」や「栄養補給」に関する
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ツラい精神的疲労に。心を元気にしたいときの回復法

ツラい精神的疲労に。心を元気にしたいときの回復法

私たちが疲れを感じるのは、体だけではありません。日曜の夜になるとひどく憂鬱になったり、何に対してもやる気が起きなかったり……思い当たる人は、もしかしたら心が疲れているのかも。今回は、放っておくと危ない精神的疲労についてお伝えします。

日常生活でストレスを感じている人は75%。現代人の心は疲れている

日常生活でストレスを感じている人は75%。現代人の心は疲れている 精神的疲労とは、脳をフル回転させて酷使したり、悩み事や不安事が原因で心が休まらなかったりすることで、仕事や日常生活に支障が出るような状態を言います。一言で言うと、心が疲れてしまっている状態です。これらの大きな原因はストレスだと考えられます。

厚生労働省が行った『令和4年度 健康実態調査』によると、日常生活において悩みやストレスを抱えている人は75%という結果が出ています。さらに、同じく厚生労働省による『令和4年労働安全衛生調査(実態調査)』では、仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスを感じている人は、じつに82%強。なかでも、働き盛りである40代がもっとも高い割合を占めていることがわかりました。

現代人は、肉体的だけでなく精神的にも疲れているのです。

あなたは大丈夫? 精神的疲労度セルフチェック

あなたは大丈夫? 精神的疲労度セルフチェック 先程紹介した調査結果では、自分がストレスを抱えていると回答した人の割合が高く出ていましたが、一方でストレスが溜まっている、心が疲れていることに自覚していない人も少なくありません。

心の疲れに気づかないまま無理を続けると、体の不調を引き起こしたり、精神疾患に繋がったりする可能性があります。

次の項目を見て、当てはまるものはありませんか?


  • ☑寝付きが悪い
  • ☑夜中に何度も目が覚める
  • ☑些細なことでイライラしやすい
  • ☑思いきり笑うことが少なくなった
  • ☑なんとなく気持ちが晴れない
  • ☑慢性的な頭痛や肩こりがある
  • ☑動悸や息苦しさを感じる
  • ☑食欲がわかない
  • ☑胃腸の調子が悪い
  • ☑集中力が低下してきた
  • ☑仕事の決断が下せない

ポイントは、「以前と比べてどうなったか」という点。チェックした項目が多いほど、精神的疲労が溜まっているサインです。

精神的疲労を解消する3つの方法

精神的疲労を解消する3つの方法 心が疲れていると感じたら、できるだけその疲れを溜めないように、長引かせないように、疲労を回復させることを意識しましょう。ここでは、すぐに始められる3つの方法をご紹介します。ぜひ日常生活で取り入れてみてください。

① 適度に体を動かす

疲れているときは休息を、と意識的に体を休ませることは大切ですが、一日中横になって動かないのもおすすめできません。適度な運動をすると体中の血流が良くなり、疲労物質をしっかりと流すことができます。また、セロトニンをはじめとする精神を安定させる働きを持つ脳内物質の分泌を促すとも言われています。

さらには、体を動かすことで心地よい疲労感が得られ、自然と質の良い睡眠に繋がることが期待できます。結果、体も心も休ませることができるのです。

② 何も考えない時間を作る

精神的疲労は、脳や心が疲れている証拠。そのため、一日のうちの数分で構わないので、ぼーっとする時間を意識的に作りましょう。できれば、頭を空っぽにできるとベストですが、何も考えないことは意外に難しいもの。

その場合は、ただ目を閉じて数分過ごす、一人だけの時間を確保することから始めてみましょう。忙しい毎日だからこそ、あらゆることから意識を開放できると、心のケアに繋がります。

③ 普段の食事にもう一品付け足す

精神的疲労の回復には、食事から摂る栄養素も重要です。自律神経のバランスを整えて精神を安定させる「セロトニン」の分泌を助ける栄養素(ビタミンB6やトリプトファン)が含まれる食材をもう一品、足すように意識しましょう。

具体的には、下記の食材がおすすめです。


  • ・ビタミンB6:鶏肉、レバー、マグロ、イワシ、さつまいもなど
  • ・トリプトファン(必須アミノ酸):卵、乳製品、大豆製品、ナッツ類など

とはいえ、できるだけバランスの良い食事を摂ることが大前提。
サプリメントや栄養ドリンクなどでも足りない栄養が補給できるので、うまく利用できるといいですね。

精神的疲労をできるだけ溜めないように、回復できるように意識して、ストレスフリーな毎日を送れますように。

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